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Dialy
2018.4.25
アドパブ動画制作の舞台裏
こんにちは。
40肩に悩むアートディレクターの小林です。
今回サンレール様の太陽光架台「サンレールステージ ボルトレス仕様」のPR動画を、企画から撮影・CG・編集・音楽制作までやらせていただきました。
カタログだけでは伝えづらい製品の特長はもちろん、サンレール様の企業価値を高めるPR動画となり、社員の皆様にも大変喜んでいただけました。
今回はその動画制作の舞台裏をお届けします。
まずは、こちらが完成した動画です。
いや~何度観ても胸が熱くなります。
今回は、ナレーション以外、企画から撮影、編集までアドパブスタッフで行いました。実写では分かりづらい特長の部分は、弊社隣のデジタルワークショプさんと一緒に、さらに分かりやすいアニメーションCGにしました。
(制作スタッフ)
左から、ナレーション原稿やキャッチコピーを担当した山中(CP)、全体のビデオ撮影・編集を担当した後藤(営業兼編集)、前半後半2曲の音楽制作を担当した志波(D)、制作のディレクション・撮影を担当した私小林(AD)です。
(ロケハン〜撮影)
事前にサンレールのスタッフ皆さまとロケハンを行い、撮影の流れを入念に確認。
本番は、雪の降る1月の終わり、二日間に渡って撮影させていただきました。
2台の撮影機材のうち一台は、ボケ味のある一眼レフカメラを使用し、ピントリングをスムーズに回せる秘密兵器(企業秘密)で、一眼レフならではのドラマチックな映像表現を目指しました。もう一台は、俯瞰で全体が確認できるように、後藤(営業兼編集)がフォークリフトの上から撮らせていただきました。
一見するとよくある太陽光架台に見えますが、サンレール様の架台は耐候性に優れるオールアルミ製。そして太陽光パネルの取り付けの時、今までボルト固定が当たり前でしたが、ワンタッチで固定できる、ボルトレス工法を開発されました。今までアルミ手すりの業界で、非常識を常識に変えてきたサンレール様の開発魂が詰まった素晴らしい製品です。
今回、このような素敵なPR動画が完成したのも、サンレールの社員の皆さまのご協力なくしては考えられませんでした。普段は開発や営業をされる社員様に組み立て作業をしていただき、事前に何度もリハーサルを重ねてもらい、本番当日は目をつぶってでも組み立てられるほどに(笑)。
また撮影の裏側では、カメラに映らない部分を調整したり、数ミリの位置合わせを全てバラしてやり直したりと徹底的にこだわりました。
外は雪降る寒空でしたが、寒さを忘れて撮影に没頭しました。
2日に渡る撮影を終え、いよいよ編集作業。持ち帰った動画を何度も見返し、製品の特長を伝えるのはもちろんですが、編集の際に重ねた議論の中心は、製品を支えるサンレール様さんのこだわりや情熱をどう切り取り伝えらえるかでした。我々スタッフが心震えた、こだわりの現場を何とか伝えたくて、何度もキャッチコピーや編集、そしてバックに流れる音楽のやり直しを重ねました。
知らず知らずに、サンレール様のこだわりの姿勢に我々スタッフも背中を押されていました。
そして完成試写会では、制作に参加くださったサンレールの社員皆さまから、拍手と”感動した~”と温かい言葉をかけていただき、皆さまと一緒に作った達成感を分かち合えました。