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お役立ちデザイン

2023.7.14

Adobe Firefly のジェネレーティブフィル機能を試してみました

Adobe Firefly とは?

Adobe社がリリースした画像生成AIです。著作権的にクリアな画像のみでAI学習しているので安心して使用することが出来ます。Adobe IDを取得すれば(無料)誰でも利用できます。
Adobe Firefly公式ページはコチラ

Generative fill(ジェネレーティブフィル)とは?

画像の任意領域にテキストで指示(プロンプト)すると、追加合成や削除を自然に行なってくれる機能です。

早速試します

女性が犬の散歩をしている画像を用意しました。こちらで部分的な合成をしてみます。





犬とリードを選択して指示を入力します。散歩をしているゴールデン・レトリバーを出現させるよう入力し生成ボタンを押すと…




数秒でAIがたくさん候補を出してくれました(スゴイ!)気に入った画像がない場合はまた生成ボタンを押せば候補が追加されます。(一部途中でリードが切れているため使えない画像も表示されました。)





同じ方法で女性の服装も変更しました。服の形や影まで自然に見えるように合成してくれますが、よーく見ると指が少し不自然な形になっているので、細かい所は自分で直すことになりそうです。





背景もざっくり選択して指示を入れるだけで簡単に変更することが出来ます。こちらの画像を公園の背景に変えてと入力してみました。





候補画像がこちらです。どんな雰囲気にしようかみてみたいという時にも使えますね。

候補その1







まとめ

Generative fillは簡単な操作で沢山の候補画像を表示してくれるので、デザイナー的にも素材探し→色調補正→元画像に馴染ませる…という一連の作業がなくなり嬉しい機能になると思います。AIをうまく活用することで効率良く制作業務ができる時代がきてますね!今まで画像合成は難しそうと思っていた方もとても簡単に合成ができるので、是非この機会に試してみてください。
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