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2024.12.24

黄金比を意識してみた


こんにちは。皆さん「黄金比」ってご存じですか?デザインする仕事において、見た目の美しさはとても重要な要素ですが、実はデザインや美術、建築といった分野にも「黄金比」が使われてます。今回はデザインの「黄金比」について考えてみたいと思います。
黄金比って何?
黄金比とは1:1.618の比率で、右の図のように全体と大きい部分の長さの比が、大きい部分と小さい部分の長さの比と同じになるという性質があるようです。実際には歴史的建造物や美術品にも、実は黄金比で構成されているようで、パルテノン神殿や凱旋門、彫刻のミロのヴィーナスなどにも黄金比が使われているようです。黄金比、すごい実績ですね。個人的にはデザインコンセプトで、「パルテノン神殿と同じ黄金比でデザインしました」と仕事で説明してみたいものです。

実は身近なものにも使われている黄金比
さらに調べてみると、どうやら黄金比は身近なものにも用いられているようです。タバコの箱やクレジットカード、名刺などに使われ、美しいサイズになっているようです。普段意識せずに使用してましたが、何も違和感を感じない、それこそが美しいデザインということなのかもしれません。何だかとても深いですね。さらに調べてみると、黄金比はTOYOTA自動車やアップルのロゴマークなど様々な企業のロゴマークにも用いられているようです。アップルのロゴマークは素敵だなと感じていましたが、その理由の1つは黄金比による美しさだったんですね。納得です。

2025年干支のロゴを作ってみた。
とはいえ、ロゴ制作で黄金比を用いて制作するのはなかなか高度なテクニック。まずは下記の図の比率の正円と直線を組み合わせて2025年の干支の巳でロゴ制作を試してみると。。



できました!実際に試してみるとロゴに心地よさと説得力を感じるような気がします。
いかがでしたか?黄金比をデザインに活用するのは簡単ではなさそうですが、私も機会があれば!仕事に使ってみたいと思います!






「わたしたちは60年にわたりメーカーを支援してきた、愛知県名古屋市のデザイン会社です」